A.C.クラーク逝去

SF作家。享年90歳。
これから我々はクラーク無しで未来を見通さなければならないのだ。彼は現在に居ながら暗闇のようなヒトの未来を明るく指し示す灯台だった。
いつか、年号だけが彼の作品を追い越し、彼の想像がどれだけすごいものなのかを科学者や技術者は思い知らされてきた。既に彼の存在はミームとして世界のそこかしこに潜んでいるに違いない。いま、していることのどれだけに彼の「子供たち」が影響しているか。
残念だが、彼はその身を捨て、楽園の泉へと旅立ったのだ。

安らかな旅ならんことを。

追記
ニコ動で発表されている初音ミク系の曲で「DRAGOON」(作詞:T-ism 作曲・編曲:Clean Tears(勝史)ボーカル:初音ミク)を聞いた。3DでのPVが発表されてそこからたどり着いたのだが、もっと評価されるべき。いや、それ以上にこのタイミングでこの歌とめぐり合うとは。

あなたの紡いだ勇気と希望の日々は人々の
心と記憶の彼方にいつまでもいつまでも残るよ

さぁ、珠玉の背中に跨り
鳴る事のない鐘の在る方へ
さぁ、あなたの大きな翼で
平和の道へ光を照らそう 

多分、作詞家も意図していないけど、A.Cクラークへの鎮魂歌と個人的に認定。<勝手だな。
歌詞はココ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1526931