結局、オトナだったのは。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050704-00000152-kyodo-soci

花田勝氏が相続を放棄 「生前、親方と決めた」

煽るマスコミとガキの弟に嫌気がさしたのか。株を上げたのはオニイチャンだけだったという結末。本人が口を閉ざすということなので、親方が余計なことを言わなければこのまま静かに終わるんだろうけど、下らない一言を言っちゃうんだろうなぁ。つうか、バックにうごめく変な気配を感じちゃう。それは相撲協会じゃなくて、私的な付き合いなんだろうけど。
この騒動の一連の流れを冷静に見ると、オニイチャンは力士という日本的な家族の長男としてなすべきことを行い、葬儀・建墓・納骨を取り仕切った。相撲社会的には家督を継いだ弟が「協会葬」の喪主をつとめ上げた。マスコミが引っ掻き回しているのと親方に妙な偏見があるためにこじれたようだけど、冷静に見るとオニイチャン御苦労様としか言いようが無い。かっこいいのだ。兄ちゃんにはやっぱり敵わないのだ。相撲では勝ったけどね。
全盛期には楽しませてもらった一市民としては、元横綱にこれ以上醜いところは見せて欲しくない。口は災いの元。古臭いかもしれないが、男は黙ってやるべきことをやればいいのだ。しゃべくらなければ廻りが納得しないようなのはするべきことをしていないから。廻りの雑音に振り回されること無く、部屋の運営・後進の指導に一意専心して行く事を願いたい。
でも、お兄ちゃん、勝ち逃げだよそれじゃ。