児童保護

 夕べの日テレのニュースで栃木の児童誘拐殺人での児童相談所の不手際を報道していたが、また、マスコミのどっちつかずヘタレ報道が炸裂。これだけ、児童虐待が横行していて、減らないというのは社会的、制度的に破綻している児童保護法を強力にするべき時なのだろう。どんどん虐待されている可能性のある家庭へ踏み込んで行って構わないと思う。それが早とちりや誤報だったとしても、手遅れにはならない。だが、そういった強権を発動することにマスコミは嫌悪する。それでも、手遅れになったときには児童相談所の手落ちを報道する。一体、マスコミは児童を保護するべきだと考えているのか、事件がおきたときのニュースバリューを欲しているのかどっちなんだと問いたい。
 保護することに拙速はない。国家権力の裏技に使われる嫌悪感があるなら、明確な制限を求めればいい。とにかく、今、保護しなければいけない児童を救ってあげることが第一義なんじゃないかと思うんだが。