なぜか休日出勤

 世の中は3連休だったらしい。もっとも、一段落した4時過ぎには退社。いやああ、すごい雨だった。雷も轟いていたし。一瞬帰れないかと思ったら4時ごろには日が差してきた。
 うちに帰ると、かみさんたちは実家に遊びに行っていて不在。1号が自転車の後輪を芯材が見えるほどすり減らしているので交換する。昨日、タイヤだけホームセンターで買ってきておいたのだ。自分も覚えがあるが後輪をロックさせてドリフトしたりしているのだ。正しい遊び方だね。<違
 ギア付きだけど、露出のギアなのでそれほど難しくない。一応、シャフトの位置がずれないようにマーキングしてから解体。最初回転方向があるかと思って探したけど見当たらず、一回はめてみたらなんと、ちゃんとROTATION→とかいてある。それも、逆向き。やれやれ。やり直す。ついでに、駆動部分にオイルを挿してメンテナンス。そういえばライトもつかないとか言ってたので点検すると、何のことはない、あちこちぶつけているのでダイナモがあさっての方向を向いてしまっている。そりゃ、発電しなけりゃ点くまいさ。
 そういえば、こういう作業のやり方って子供のころ自転車屋に修理を頼みに行ってその脇でじっと見てて覚えたんだよなぁ。最近は町の自転車屋サンも減っちゃってじっと見入っている子供も少ないような気がするけど、ホームセンターとかで買うからか。こういう作業を子供の目の前でやって見せると言うのも必要なのかもしれない。とか思いながら、一人さびしく修理にいそしむのであった。まあ、まだ小学校2年生ではそれほど確実な修理もできないだろうから、おいおい教えていくか。2号の自転車もオイルを挿して、出来上がり。もっと大事に乗れよ。
 オイルといえば、某社のスプレー式潤滑材を使う人が多い。特にガソリンスタンドでドアがきしみませんかとか、サービスでやってくれるところがあるがやめておいたほうがいい。あれはさした時はいいけど、グリースなどの低粘度油脂分を汚れと一緒にきれいさっぱり流してしまうので、ある日突然錆が一杯ということになりかねない。錆を落としたりグリスが届かないところには良いんだけど。
 ガソリンスタンドの店員も所詮アルバイトなので高度な知識とか求めると間違いの元だが、この間「安全点検します」というのでボンネットを開けたのが運の尽き。何を考えたのかラジエーターのキャップをひねりやがった。当然噴出す蒸気。こちとら20kmを全開走行して来た後に、何の確認もせずキャップをひねるかこのボケっ!と思ったのもとき既に遅し。クーラントがエンジンルームに飛び散り巻き上がる悪臭と蒸気。そのキャップには「熱いとき開けるな」と書いてないか?やけどするのは勝手だが、エンジンにクーラントを巻き散らかすな。一生懸命拭かせたけど、奥のほうに入ったのは取れないし、余計なところを壊されてもいやなので、そのままにしたけどしばらく立ち上る蒸気はまるでオーバーヒートした車のよう。ちょうど雨だったから良かったけど、晴れてたら何事かと思われるよな。以後、スタンドでボンネットは開けないと誓ったのだった。