言論の自由

http://www.sponichi.co.jp/olympic/flash/KFullFlash20080324051.html

長野の聖火リレーに中国側が“注文”
 中国の北京五輪組織委員会が、長野市で4月26日に行われる聖火のリレーや式典を直接妨害する行為だけでなく、中国政府を批判するメッセージを書いたプラカード類を掲げるなどの活動も排除するよう要求している。長野市のリレー実行委員会が24日、明らかにした。
 実行委によると、組織委は反対活動をする者が突然リレーを妨害するなどの不測の事態を考慮しているという。しかし、実行委は危害のない場合は「五輪に反対する横断幕を出すことまでは排除できない。日本の法律にのっとって可能な限り対応する」と、中国側の要求に困惑している。

 走者に危害を加えたり運営を妨げる行為は警察が取り締まる。

 組織委との打ち合わせで、1998年長野冬季五輪でも五輪開催に反対する集会などをやめさせなかったことを例に挙げて理解を求めたという。実行委は「組織委は危険性があるあらゆるものを排除したいようだ」と指摘した。 (スポニチ[ 2008年03月24日 20:32 速報記事 ]

んー。必死だな(笑)さすが言論の自由がない=人権が侵害されている国家である中国の面目躍如ってとこだ。どうも、中国とか韓国とか北朝鮮ステートメントを見ていると「自分がやっているからお前もやってんだろ?」的な想定の範囲が読めちゃうのが痛い。痛すぎる。これこそ内政干渉で、他国の国民が自分の国で何をしようと干渉することはできない。馬鹿なんじゃないか?馬鹿。

しかし、これは「危害のない限り、北京五輪に反対する横断幕は出していい」という粋な計らいなんですな。長野市のリレー実行委員も苦々しく思っているんだろうし、彼らも自分たちの企画がグダグダにされるのはたまったもんじゃないだろうしね。粛々と国内法に従ってやってくれるのが良いと思うですよ。
ま、リレーの見物客は冷静に抗議活動するといいよね。実行委員御墨付きだから。