射殺

チベット暴動:NGOが“銃撃死亡”の写真公表
 【ダラムサラ(インド北部)栗田慎一、北京・大谷麻由美】ダラムサラに拠点を置く非政府組織(NGO)「チベット人権民主化センター」は17日、中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州で16日行われた抗議デモ中に銃撃され死亡したチベット人だとする写真を公表した。
 同センターによると、アバではチベット仏教僧侶ら数千人がデモ行進した後に治安当局と衝突し、8人が射殺されたという。写真は「複数の遺体が寺院に運び込まれ、チベット人たちが寄付のお金を投げているところ」と説明している。
 一方、AP通信などによると、中国当局は米国の人気動画投稿サイト「ユーチューブ」に中国国内から接続できないようにする措置を取った。チベット暴動の投稿映像が中国国内で閲覧されるのを防ぐ措置とみられる。
毎日新聞 2008年3月18日 19時50分 (最終更新時間 3月18日 21時42分)

18 March 2008 Photographic evidence of the bloody crackdown on peaceful protesting Tibetan at Ngaba County, Sichuan Province, on 16 March 2008
かなり詳細な「射殺」死体の画像があるので注意。

胸に弾痕が残っている。激しく殴打されたような顔の死体もある。
これでも日本政府は中共チベット自治区に問題がないとしらを切るのか?
それは、人権弾圧人命軽視の中国政府の政治を認めることになる。つまり、高村=福田、外務省職員そして日本人はチベット自治区チベット人たちの命なんて何とも思っていないというメッセージを流しているのだ。

お前ら、これを止めなかったら、再来年には自分たちが同じことになっていないとも限らないんだぞ。日本人はこれまで自分を顧みず他国の人たちを救ってきた。一時の過ちで多くの命を奪ったのも事実だ。だが、過ち以上に正義を貫いてきた。
だからこそ、湾岸戦争で逃げ遅れた日本人をトルコ人はその身を挺して救ってくれた。百年前に沈没した一隻の軍艦の乗組員を助けただけだったのに。日本人は武器ではなく生活が豊かになるラジオやテレビを輸出した。簡単に整備ができて使いやすいAK47の中国製模造品ではなく、安くて壊れない電気製品を広めた。
いま、その正義を振るわずとして、日本人の誇りは保てない。隣人に遠慮することはない。隣人だからこそ、仲良くしなければいけないからこそ、その過ちを強く正していくのが正義だ。
百年後、自分の子供たちを助けてくれるのは誰なんだろうか。そして彼らに、恥じることのない行いを、今、できるんだろうか。
政治家や官僚にはそういうことを考えてほしい。いや、難しいことはいらない。困っている人を助けない非人道的行いをするな。それだけだ。