結果は

朝方まで降っていた雨は上がっていた。予定されていた芝のフィールドはたっぷりと水を溜めて、試合には使えず、水ははけているが泥にちかい多目的フィールドでの試合となる。しめしめ。もうちょっと雨が降ってくれれば実力差は薄まる。だって、だって、今年の全日本で県予選1,2,3位が居るブロックに何ももぐりこまなくても良いんじゃね?お前ら。まあ、考え方によってはそんな相手と試合を出来るチャンスもそうはないんだから力いっぱい戦って来いと。

1試合目。
奴らにしては気合が入った朝一の試合だったが、開始直後にキーパーの足元を突かれて失点。がんばってはいたけど結局は5失点とサッカーとは言い難い負け試合。まあ、県内1位とか2位に常に居るチーム相手に5点で済んだと言っていいのだろうか。

2試合目。
Jリーグのジュニアチーム。今年の全日本で準優勝のチーム。といえばわかっちゃうが、あそこだよ。
前半は連戦だった為か主力をベンチにおいての試合。意外と小僧たち善戦しちゃったので、後半から主力が復帰。結局0-3で負け。だが、なんかくらいついてきてんじゃん?お前ら。あと、ちょっとなんじゃないの?

3試合目。
あれ?と思っているうちに、パスがつながって行ってうちのエースのシュートが決まる。あれあれ?負けてないぞ?お母さんたちの応援もヒートアップ。予選のとき、別のチームの監督さんから「あんたたちのチームの勝ちは応援の力もあるねw」と言われるほどの強力なお母さんたちが揃っているのだ。ビデオを撮っている人たちは遠く離れるように。
残念ながら後半、得点を決めたエースが痛恨のオウンゴール。シュートをヘディングで防ごうとして、コースが反れ切れなかった不運の失点。しかし、両チームともその後得点できず、引き分け。最後は引きこもってしまったのでシュートをガンガン打たれたが、なんとか凌ぎきったというちょっと不満な引き分けだったが、勝ち点1をゲット。
ま、終わりなんだけど、実際に戦ってみた彼らには、県の上位チームとはいえそんな決定的な差を持っているのではなく、ほんのちょっと先にボールに触り、ほんのちょっと正確なトラップとパスが出来る、ほんのちょっとの気持ちの差だということに気がついたんじゃないだろうか。
そのちょっとの差が大きいのはわかるけれど、でも、手の届かないところにあるわけじゃないことを知ってくれれば、強くなれるんじゃないかと思う。
見てても、いつもこんなシビアな試合を潜り抜けていれば、うちの子供たちもあのぐらいのモチベーションを持ってガンガンいけるに違いないと思った。というか、3試合目は堂々としているもんだった。本当に、子供たちの可能性っていうのは無限なんだとつくづく感じた一日だった。
しかし、あの強い雨が午前中から降っていれば、わからなかったぞ〜・・・・・ないない。