子供を守れない社会

山形の小1殺人は前回の女の子を殺した犯人が事故死扱いにされたのを不満に思っての愉快犯としか思えない。あまりに不自然な水死だったのに、事故にしかできない警察と検視官の能力の低さが二人目の犠牲を生んだという不謹慎な想像が。
続いては佐賀で小学生が轢かれて山の中に放置された件。言語道断としか。
それから、不条理な東京コンビニ栄養失調事件。校長先生が見かねて牛乳を飲ませていたといういまどき涙ぐましいというか、コンビニ店主の悲哀に見せかけたネグレクト。期限切れの弁当とかを食べさせていたと言うけど、その日の売れ残りだろうし。まさか腐るほど放置したものを食べさせはしないと思うんだけどね。確かに、フランチャイズが厳しくてバイトも雇えず店主が消耗していくのがコンビニの現実らしい。食糧庁とか環境省はあのコンビニ弁当の無駄遣いな環境破壊を指導するべきなんじゃないかと思うけど。いったい一日どれだけの産業廃棄物が排出されていることやら。まあ、有機物が多いからバイオマスとかで有効利用できないわけじゃないとは思うが、それを作り、運び、処分するのに要したエネルギーを考えるとチーム6%としては見逃せないんじゃないの?ま、それは別の話として、コンビニ店主の夫婦は仕事が忙しいのを理由にして子育てを放棄しただけにしか見えん。そして、それを放置している周囲の人たち。小学校低学年なんてそれこそムダにエネルギーの塊みたいな奴らがよろよろしていることに違和感を感じなくなっている社会が疲弊しているとしか思えない。
大人の人権が云々というより何より、社会的に徹底的に弱者である子供たちを第一に守り保護し、育てていく社会を作ることが少子化対策に他ならないだろうに。子供たちに未来はあるのか?