パビリオン

なんとなく列についたのはトヨタ館。第一回目上映に間に合う。が、おかげでその他の企業館には入れなかったのは秘密だ。夕方5時近くでも日立館160分待ちじゃあ当然。
トヨタ館を出てきたときには予約券は軒並み配布終了。充分予測の範囲だったので、海外館を見て回る。企業館のダイナミックなものも万博だが、海外館のドメスティックさも万博。そうそう触れられない空気を感じるのも醍醐味だ。と言ってもメジャーどころは結構ならんじゃってるんだよね。傾向としては乗り物があるところは並ぶ。
遊園地じゃないんだから乗るのが目的じゃないような気がするのは俺だけだろうか。

トヨタ館:iユニットがむちゃくちゃ静かで驚いた。実際には接近中を知らせるために音を出すんだろうね。ロボット楽団はううーん。いまさら二足歩行ロボットなんて珍しくも無いし、よくプログラミングされててって感じ。展示を計画したときは最先端だったけど、世の中が追いついて来ちゃったという感じかも。まあ、先端技術ヲタの目には普通に見えても一般の科学技術から遠くはなれて生活している人にはすごいのかもしれない。どの程度の自律性を持っているかわからないけど、どこかの国のマスゲームじゃないんだから、決められた動きをするのはロボットは最低限度のことで、そこから先の突発事態に自律して対応するところが次の世界を見せてくれるんじゃないかと思う。たとえば、ランダムに弾むボールを避けながら乱舞するとか、口あんぐりの世界もできたんじゃないかと。その認識と反応技術は自動車の衝突回避システムと通じるところもあるんだろうしねぇ。まあ、それより現実的にはせっかくトランペット吹いたりできるんだから、人の声をサンプリングしたありていな擬似ロボット音声を流すのがどうにも我慢できないんだが。もしかして、実は最初に出てきたお兄さんがロボットだったってオチはありませんかそうですか。あとは、ダンサーのおねいさんのお尻しか覚えておらん。(笑)

メキシコ館:センスが良かったのは意外。予想通りはソンブレロとアミーゴォ!。
USA館:さすがUSJもといUSA。小さいお子さんの泣き喚きにはちと注意。だが、誘導のおねいさん。「ありがとうございます」と「ありがとうございました」はちと違うことをその辺の日本人をとっ捕まえて確認した方がいいぞ。
キューバ館:朝からラム酒は控えさせていただきました。かなり挽かれたのは事実だ。
アルゼンチン館:第1回エキスポ2005フットサル大会優勝。
スペイン館(ロエベショップ):限定品発売中。値段はいつもどおり。
コーカサス館:カブトムシはいない。
リトアニア館:ビールがうまかった。おねいさん、どうしてそんなに顔が小さくて美人ですか。一休みにはもってこい。ヲイヲイ。
北欧共同館:船の折り方がわかりませんでした。おねえさん、日焼けしたそばかすがキュート。ショップの製品も質実剛健。でもセンス良いんだよね。北欧。
大地の塔:眠さは極限。リトアニアで飲んだビールの影響も。90分待ちの行列にならびながら、立って寝る芸当を更に寝ている3号を抱っこしながら寝る曲芸まで高める。中は・・・
2号いわく「待った甲斐が無かった」いや、教育的には「そんなこと言うなっ」と指導しましたが、どのくらい納得したかは不明。まあギネスブックだからなぁ。世界最大の万華鏡。いや、万華鏡だから。むしろ後ろに並んでた関西系おばちゃんの日傘が頭に数回刺さった方が印象強い感じが。
サツキとメイの家周遊コース:ふーん。原作には庭に池は無かったと思ったが。