アテネ雑感

 ドーピングの人のオリンピックも開催してあげたらいいと思います。ドーピングしてる奴としない奴が一緒にやるから問題になるので、別々にあげたらよろしい。製薬会社あたりが主催して。
ただ、メダルは、プラスチックででも作ってやれ。偽物だからな。

 結局ドーピングもあり、判定問題あり、妨害ありのオリンピック自体の抱える問題が全く解決できていなかった大会だったけど、選手たちとホストたちの姿勢は褒め称えられるべきだとおもう。
 次の、ホスト国は少なくともこのぐらいのホスピタリティは実行して欲しいね。金メダルの数では上位に食い込むこの国が出来ないことは無いと思うんだが。変な思想を流し込まなければ。
 男子マラソンを妨害した馬鹿だが、去年のF1シルバーストーンでも同じようなことをしたらしい。もっとも、そのときは320km/hのマシンに抱きつくのは出来なかったらしい。彼が、何を訴えたかったかはわからないが、競技に人生をかけてきた男の晴れ舞台を妨害する権利はなにもない。まして、政治的な主張の対象国の選手でさえないのだ。ただ、自分の主張を世間の目に晒したいだけのジョージ・ブッシュもといテロリストと何ら変わらない。
 ブラジル人の選手は銅メダルを獲得した。35km過ぎでの1分差と銅メダルを取れた力から考えると、十分に金メダルの可能性はあったに違いない。IOCは金メダルは与えられないが、特別メダルを授与することにしたらしい。珍しく粋な計らいかとおもったら、運営上のミスだし、ブラジル陸連が訴えるのを防ぐためらしい。
 本人がニコニコしてたのが、たぶん世界中の誰にとっても救いだったろうね。