審議拒否

職務怠慢だよね。審議に参加するのが国会議員の務め。少数派だからこその意見を述べて、問題点をあらわにするべきなのに、政権を揺さぶるために与党の「横暴」という看板を掲げて審議拒否。もう、日本人を舐めるのはやめた方がいい。民主党の代表者たちよ。
野党案がすばらしいものだったら、それを主張すればいい。中身の是非ではなく、改正の是非という本末転倒の議論をするからおかしいのだ。昔の社会党のような「とりあえず反対」というばかげたスタンスで国民の信を得ることはできない。だから、スキャンダラスな事件を取り上げて足元をすくおうとする姑息な戦術しかとれないのだ。いや、そういった戦術に固執して本来するべきの与党と野党が鍔迫り合いをしながらも、より良いものを作り上げていく姿勢になれないのだ。
現政権を転覆させることが目的になって、外部の勢力と手を結ぶことをなんというか。
売国奴だ。
そうやって権力を手に入れた政権が力を借りた外部勢力の傀儡政権になるのは目に見えている。挙句の果てに飲み込まれてしまうことだってある。それが望みなのか?民主党。日本を変えるというのは、日本ではなくするという意味なのか?それが本当に日本人のためだと信じているのか?自分の権力欲の為に突っ走っている行為なんじゃないのか?
与党の横暴とともに野党も同様に国民に対して横暴だ。立法を司る三権の一翼を担う国民の代表たる国会議員の義務を放棄しているとしかいえない。審議拒否は言論を行使しているのではない。法治国家の法の元に選出された代議士である以上、法に従って議論を尽くすべきだ。それを行わない者はその権利をも失うと心するべきだ。