引き続き

http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2006/10/19_8dda.html
天漢日常さんで奈良の妊婦死亡事例のエントリー。CTを撮っても脳内出血を治療できるものではないし、くも膜下ではない脳内出血の場合には脳組織が出血と同時に破壊されるので、CTで脳内出血の位置まで特定できても、大淀病院ではなす術も無く、なおさら出産進行中の妊婦の脳内出血事例を引き受ける病院など無かった可能性はある。満床だから断ったのではなく、同時に緊急手術などが進行していて引き受けることができなかったから受入を断っているのだ。それは今手術中の患者の命を預かる者としては当然の処置。命に優劣はないのだ。
報道はそういった背景を正しく伝えるために取材をするんじゃないか?妻を失って動揺している夫を揺さぶってセンセーショナルなワイドショーを作り上げるのは報道じゃない。奈良の毎日新聞のデスクがスクープだと鼻高々のようだけどね。バカじゃねーの。
二度とこういう事件が起きないためにはどうすればいいかという解を示さずに、あたかも担当の医師や病院の過失としようとするケツの穴みたいな視点で情報を垂れ流す糞マスゴミこそが、こういう不幸な医療制度の狭間に落ち込んでしまう人を作り出すのだ。市井でひとりでも命を救おうとする立派な医師を攻撃して、訴訟まみれに追い込み、
何時からマスゴミは社会悪ではなく個人を攻撃するようになったんだ?