医療崩壊

「マスコミたらい回し」とは (その11) 今回の大淀病院の事例でどうすべきだったのか 産科救急担当医の見解: 天漢日乗
天漢日常さんで奈良の妊婦たらいまわし死亡事件のエントリー。
ぞっとする現実がそこにある。
マスコミを見ていると医療の現場の不手際を際立っているように見える。まるで医療過誤という結論ありきという論調で現場に携わった人たちだけではなく、医療に従事する人たちにとっては人事でなく苦々しく思っているだろう。医者は神でもスーパーマンでもない。出産しようとしている妊婦を救うということは、二人分の生命を管理しなければならないのだ。報道の自由は報道が自由勝手に伝えることじゃない。
なくなった方や遺族にはお悔やみを申し上げるしかないが、現場で努力した関係者をまるで子供たちのように一方的にいじめるメディアスクラムだけは避けてあげて欲しい。