女系天皇と女性天皇
この違いをちゃんと表現しないと、勘違いする人が多いと思うよ。
はっきり「女性天皇賛成・女系天皇反対」と両論を書かないと、単なる女性差別と勘違いされる。ここを狙えば女系天皇賛成派が打ち勝つことになって、結局は天皇制が失われる。
女「性」天皇は良いけど女「系」天皇がダメなの?という疑問を抱かせなければならないんだけど、煽る方は反対反対しか言わないんだよね。インパクトが強いと思っているのかもしれないけど。でも、WEBでやるならきちんとやらないと、勘違いが世論構成につながってしまう恐れが非常に高い。俺も女性天皇は賛成である。だが、女「系」では万世一系の血が途切れることになるのだ。伝統を守るための天皇制を考えるとそれがいいこととはとても思えない。世界でもっとも古い血統が受け継がれている一族を絶やすことを短期間で決定するべきではないのだ。詳しくはこちら。わかりやすいのはこっち。
・まずは皇族の方々に意見を聞くべきではないか?
・愛子内親王殿下が女性天皇になることこそ可哀想。
男性でもつらい天皇という激務を愛子様にさせるつもりなのか?
・これまでの女帝は即位後に婚姻していた例はなく、子供を産んだ例もない。
そのことは知っていましたか?
・他にも天皇候補がいる状態こそ、雅子様の負担を軽くできる。
そうなれば案外男子が簡単に生まれる可能性だって出てくるのでは?男女平等だからと言っている周りの人向け
・まずは皇族の方々に意見を聞くべきではないか?
・父の父の父と辿っていくと歴代天皇に辿れる人を正当と言っているだけで、
男女同権とか平等とかとは関係がない話。
周りの人にさらに詳しく知ってもらうための説明
・有識者会議は皇室の専門家がいない。
・有識者会議は当事者の皇族の方々の意見に聞く耳を持た無かった。
・結果、答申は矛盾だらけ。
1. 60年前に親戚離脱した旧皇族の復帰は世間に受け入れられないと断言するが、
民間人が婚姻により皇族になることには受け入れられると判断。
2. 旧宮家が600年前に分かれたので、女系(本当は皇統外)を認めるべきと言うが、
女系で辿ってもいいのなら旧皇族の中には昭和天皇や明治天皇の子孫もいる
という事実には全く触れない。
・旧皇族の中には今でも現皇族と親戚付き合いをしている方々も多数いる。
問題は天皇制を語ろうとすると右翼みたいになっちゃうところだ。だが、ローマ教皇よりも上席に座ることが出来るのは人間では天皇だけだという国際的な事実は日本人が知らないだけのこと。
日本人は人からどのように「悪く」見られているかを気にするけど、「良く」見られていることにもっと詳しくなるべきだ。ただし、それを誇りに思っても良いけど、どっかの人たちみたいにひけらかさない日本人さを大事にしたいよね。美徳を世界標準にあわせる必要はなにもないので。