魔法使いハウルとなんたらかんたら

レンタルで借りてきた。期待は全然してなかったためか事前の予備知識もなく見たのが良かったのか。正直言って感心した。やっぱり宮崎駿すごいわ。だからと言って、反戦だとかメッセージがどうとかいうのはなし。単純に映像作家だよ、このヒトは。自分が作りたいものを作ってるんだよ。
日本の映画と言うとすぐメッセージを求めちゃうんだけど、そんなものありませんから。魔法とオーニソプターの世界を描きたかっただけなんだと思う。<言い過ぎ
AVwatchでも書かれてたけど、冒頭の19歳のソフィーの声はかなり違和感ありすぎ。でも、物語の中での状態を考えると、通しの声でやらざるを得ないのはわかる。いちいち若い声優と変わると劇中での違和感のほうが問題になるだろう。むしろ、感心したのは木村卓哉。ジブリの映画と言うと必ず声が本職じゃないヒトを使って新鮮さを醸し出しちゃうんだが、聞いてびっくり。イメージにうまく合ってる。キャスティングの妙がはまったと言っていいだろう。まあ、ドラマなんかの芝居も「うまく」は無いけど、役にはまる勘のよさは認めるところなので、当然かもしれないが。

実は前にアフタヌーンで連載されてたディスコミを思い出しちゃったんだが。