情報操作

どうもニュースやワイドショーを見ても2chを悪者にしてあヴぇxが脅されているようなニュアンスに持っていこうとしている。力技だな。そのうち鮎とかに「にちゃんねるやってるヒトって怖い」とか言わせるんだろうが、逆効果だということに気がつかないと、客を逃がすよ(笑)。既に不買運動が広がっている。敏感な企業はWEB上でのそういった騒ぎにもアンテナを張っているし、冬のキャンペーンには使えない判断をしているところも多いだろう。それこそ、今はあヴぇxとつるんだ広告代理店が幅を利かせているかもしれないが、騒ぎがこれだけ大きくなってしまった以上、事なかれ主義でもある企業が、どこまでがんばれることか。小さな不買運動が爆発炎上することはこれまでも無かったことじゃない。それが自社の不手際で起きたことではなく、キャンペーンで使っている音楽業界や提供しているテレビ番組がきっかけであれば、簡単に切り捨てる。当然のことだ。もはや、2ちゃんねるは引きこもりやオタクだけのものじゃない。普通の主婦がちょっと変だけど、便利は便利。というスタンスで覗くことさえするのだ。たとえばちょっとした料理のレシピを調べようとか、旅行情報を調べようとして検索すると2chのスレは必ず引っかかる。いつのまにかそこから始まるのだ。そして、ごく普通のサラリーマンや商店主が覗いているのだ。
まあ、問題はそんな一般庶民が多少の不買運動をちょっとしてるぐらいなら影響は少ないだろう。だが企業内で大きな問題になるのは、さまざまな団体様だ。彼らももはやデジタルデヴァイドではない。むしろ率先してWEB上で情報を集めているに違いない。そんな彼らがこういうムーブメントを見逃すはずは無い。いや、ことによったら煽るだけ煽ってスピーカー付のバスを本社前に差し向けることもあるだろう。っつかやってるし。これには企業も敏感だからねぇ。何しろ役員に直接利かれちゃうわけだから。今の経営陣のジジイどもじゃデジタル難民もいいところだろうし。
我々一般的なネットワークの住人が気をつけなくちゃいけないのは、そういう芳しくない活動の先棒を担いでしまうことかもしれない。それによって、WEBからの活動が阻害されかねない。同一視されてはならないのだ。