若貴戦争

しゃべればしゃべるほど自分が悪役に落ちていくのがわからない弟君と、なぜかTV界でメシを食っていたのにそういうことがどれだけダメージを与えるか、諭せない嫁のスラップスティックコメディをトップニュースで流す馬鹿マスゴミ。さっさと意見表明をして事態の沈静化を図ろうとしている兄貴を卑怯者呼ばわりすることが日本人のメンタリティにおいては、恥ずかしいことに見えるんだが。
私的な葬儀では長男が喪主を勤め、公的な協会葬では家を継いでいる次男が喪主を勤める。普通に見て、おかしいことじゃない。むしろ、そうしなかった時のほうが違和感があると言えるだろう。どうも親方陣営のほうがバランスを欠いているように見えるのだ。
「しゃべらないことが罪」なんてどこの馬鹿が言い含めたか知らないけど、その功績と無言の行動に勝る表現力は無い。兄弟の軋轢なんて墓場まで持っていけばいい。「僕は悪くないんだ。にいちゃんがわるいんだ」というガキの兄弟げんかを冷ややかに眺めている一般人が急速に大相撲に対する意識を悪化させることに気持ちが至らないのも、ガキの対応。それを中継したり煽るマスゴミもとっても下衆。
お兄ちゃんが相撲協会にとっとと別れを告げたのは正解だね。