隣国として、対等な立場の国の代表として

http://www.asahi.com/politics/update/0601/004.html
あからさまに天皇が米国に事大するようなことではなだろ。敗戦の焼け野原の痛手から立ち直りつつも、ソ連アメリカが繰り広げる冷戦の熱い狭間に位置する国として、なおかつその当事者たる米軍が駐留している状況を鑑みるに当たって、他にどうしろと?
もし米軍が撤退したなら、その後ソ連が侵攻して来ないという保証は全く無かった。中国が攻めてきても何もできない。強烈な共産主義に巻き込まれ、ソビエト連邦の構成国家となるか、独立国のままでいさせてくれるであろう米国とを天秤にかければ、おのずと昭和天皇の痛いまでの気持ちを推し量れるだろう。

アサヒが何を考えて取り立てて「重要視」などと銘打った記事にしたのかねぇ。アサヒだから脊髄反射的に記事にしちゃったのか、確信犯か。ただ単に当時の世界情勢の下敷きも見えずに今の政権と重ねて薄っぺらい反日記事を書いちゃったのが真相のような気がするけど。