少子化

2004年の出生率1.28、最低更新・4年連続で低下

 厚生労働省が近くまとめる2004年の人口動態統計で、1人の女性が生涯に産むとされる子どもの数(合計特殊出生率)が過去最低の1.28となることが明らかになった。過去最低の更新は4年連続。政府は保育所の整備など育児支援策に重点を置いた少子化対策をとってきたが、十分な効果があがっていない。少子化は政府の想定を上回るペースで進んでいる。
 出生率の低下ペースは鈍ってきたものの、このまま少子化の流れが続けば社会保障や経済社会に大きな影響を及ぼすことは避けられない。政府の少子化対策の見直し論が強まるのは確実だ。 (07:00)

まあ、なんだな。保育所の整備だけで子供が育つと思ってる子育ての苦労を知らない官僚やら識者がのさばってるようじゃ少子化は止まらない。3人の子供を育てるのにどれだけ不安を抱えているかわかるまい。児童手当の給与制限が低すぎるのだ。うちは三人居るが、該当しない。枠外なのだ。食うに困ることはないが、余裕はない。
子供を育てるのに、手当ての支給や税率の緩和などやれることはたくさんある。どうせ結婚しない奴はしないし、子供を作らない奴は作らない。ならば作れるところに手当てを厚くして特典をつけるのが一番だ。育児休暇とか保育所とか、働く女性の環境を整える前に、働いていない女性とその家族が子供を産みやすい環境を醸成するほうがはるかに大事だと思うんだけどね。
しかしだな、「社会保障に影響を及ぼす」っていうのは無駄遣いを続ける年金を将来支える人が居ないという「自分のための心配」なのか?その辺が白々しいんだよな。「日本」という国を支える人材ではなく、自分の将来が不安というのがねぇ。子供たちに寄生する気満々というのはどうなんだか。