恨み節

 夏のボーナスが死ぬほど下がったが、会社も大変だし仕方ないかと思っていたが、どうも上流部で人の査定をいじった奴がいたらしい。あくまで社外経由のうわさなのだが、営業所には4つのセクションがあって今の営業所長は俺のセクションの上司ではないのだが、営業所長ということで所属する全社員の成績査定に目を通せる。実際にはうちのボスとセクションのトップである副所長が査定する。毎年前期と後期で査定をするのだが、長いプロジェクトにかかわっている以上よっぽどのことが無ければ、プロジェクトの中間ではそれほどひどい査定がつくことはないのだ。ところが、春はベースアップもあったのにボーナスが落ち込んだのだ。前述のように会社の全体的な業績も悪いので諦めていたが、どうもおかしいと、支店の総務にパイプのある上層部が確認したらしい。
 普通、評価があまり上下したり、直属のボスとセクションのトップの評価が違ったりすると調査されるのだが、そやつはまとめていじったらしい。で、経費が苦しいから営業所全員のボーナスを下げるためにやったのではなく、自分とこのセクションの評価は下げなかったらしい。もはや、犯罪の域に近いと言うか、基地外沙汰だね。管理職の風上にも置けない。個人的な確執があろうと、仕事に対する評価が適正に出来ないのはその職に対し適性がないとしかいいようがないだろう。
 あくまでうわさなのであまりおおぴらにできないが、社外からそんなうわさが聞こえてくるようではかなりまずい状態だと思うんだけど。うちの会社のえらい人、どう思いますか?(笑)