耐震補強

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080515-00000000-nnp-soci

 文部科学省によると2007年4月現在、全国の公立小中学校の校舎や体育館など約13万棟のうち、耐震基準を満たすのは約7万5000棟。未診断施設もある中、耐震性不足とされたのは約4万5000棟。特に震度6強‐7の大地震時に倒壊する恐れがあり緊急対応を要する施設数は4328棟(九州・山口計297棟)を数える。

超高規格な道路の柱脚一本で3棟分ぐらいの耐震補強は出来るんじゃないか?民主党もそういう切り口で戦わないからわけが分からんのよ。
むやみに一般税を上げられないのなら物品でとるしかないのは分かる。無駄遣いをやめろという方向に持っていけないんだよね。それはやっぱり政局論争に持って行きたがりなオッサンが居るからなんだろうけど、もはや「政局」という言葉自体が前時代的な旧体制の政治を引きずっていることに気がつかないのだからしょうがねぇか。
ただ単に現政権をあげつらって政局を引き寄せようとするだけなら、何も変わらない。細かな政治や行政の問題を的確に議論できるかどうかを、国民は良く見ている。

政局論は置いといて、実際の地震をはじめとする災害が発生した場合、近隣の公立学校が避難場所に指定されていることは多い。その避難先が地震で被災して使えないのでは困るのだ。
大消費時代、高度成長時代は終わっているのだ。あとは整備した社会基盤の維持が主眼にならなければならない。壊れたら直すのにとんでもない金がかかる道路よりも、安くてメンテナンスが簡単な道路、建物を作るべき。